「貧しい日の幸せ」③

다음은 어느 중로(中老)의 여인에게서 들은 이야기다. 여인이 젊었을 때였다. 남편이 거듭 사업에 실패하자, 이들 내외는 갑자기 가난 속에 빠지고 말았다.
次はある年老いた婦人から聞いた話である。婦人が若かりし頃のことだ。夫が繰り返し事業に失敗すると、この夫婦は急に貧しい境遇に陥ってしまった。


남편은 다시 일어나 사과 장사를 시작했다. 서울에서 사과를 싣고 춘천에 갔다 넘기면 다소의 이윤이 생겼다.
夫は再び立ち上がり、りんごの商売を始めた。ソウルからりんごを積んでチュンチョン(春川)に行って売ると、多少の儲けができた。

그런데 한 번은, 춘천으로 떠난 남편이 이틀이 되고 사흘이 되어도 돌아오지를 않았다. 제 날로 돌아 오기는 어렵지만, 이틀째에는 틀림없이 돌아오는 남편이었다. 아내는 기다리다 못해 닷새째 되는 날 남편을 찾아 춘천으로 떠났다.
ところであるときは、チュンチョンへ発った夫が二日経っても三日経っても戻ってこなかった。その日に帰るのが難しくても二日目には間違いなく帰ってくる夫だった。妻は待ち遠しくて、五日目の日に夫を探しに出発した。

" 춘천에만 닿으면 만나려니 했지요. 춘천을 손바닥만하게 알았나 봐요. 정말 막막하더군요. 하는 수 없이 여관을 뒤졌지요. 여관이란 여관은 모조리 다 뒤졌지만, 그이는 없었어요. 하룻밤을 여관에서 뜬눈으로 새웠지요. 이튿날 아침, 문득 그이의 친한 친구 한 분이 도청에 계시다는 것이 생각나서, 그분을 찾아 나섰지요. 가는 길에 혹시나 하고 정거장에 들러 봤더니……."
「チュンチョンに着きさえすれば会えると思ったんです。チュンチョンは手のひらくらいの広さだと思ったんですよ。本当に途方にくれましたよ。仕方なく旅館をくまなく探しました。旅館という旅館をすっかり全部探したのですが、あの人はいませんでした。一晩中旅館でまんじりともせず夜を明かしたんです。2日目の朝、ふとあの人の親しい友達一人が道庁にいることを思い出し、その人を訪ねに出かけました。行く途中もしやと思って停車場に寄ってみると……」

매표구 앞에 늘어선 줄 속에 남편이 서 있었다. 아내는 너무 반갑고 원망스러워 말이 나오지 않았다.
切符売り場の前に並んだ列の中に夫が立っていました。妻はあまりにもうれしくて、恨みがましい言葉が出てこなかった。

트럭에다 사과를 싣고 춘천으로 떠난 남편은, 가는 길에 사람을 몇 태웠다고 했다. 그들이 사과 가마니를 깔고 앉는 바람에 사과가 상해서 제 값을 받을 수 없었다. 남편은 도저히 손해를 보아서는 안 될 처지였기에 친구의 집에 기숙을 하면서, 시장 옆에 자리를 구해 사과 소매를 시작했다. 그래서, 어젯밤 늦게서야 겨우 다 팔 수 있었다는 것이다. 전보도 옳게 제 구실을 하지 못하던 8․15 직후였으니…….
トラックにりんごを積んでチュンチョンに発った夫は、行く途中何人かの人を乗せたそうだ。その人たちはりんごの入ったカマスを敷いて座ったために、りんごが傷み定価で売ることができなかった。夫はどうしても損害をこうむるわけには行かず、友達の家に寄宿しながら、市場の横に場所を求めりんごの小売を始めた。それで昨晩遅くになってやっと全部売ることができたということだ。電報もまともに届かなかった8月15日の光復直後のことだった……

함께 춘천을 떠나 서울로 향하는 차 속에서 남편은 아내의 손을 꼭 쥐었다. 그 때만 해도 세 시간 남아 걸리던 경춘선, 남편은 한 번도 그 손을 놓지 않았다. 아내는 한 손을 맡긴 채 너무도 행복해서 그저 황홀에 잠길 뿐이었다.
一緒にチュンチョンを発ちソウルに向かう汽車の中で夫は妻の手をしっかり握った。その時でも3時間以上かかった京春線、夫は一度もその手をはなさなかった。妻は手を任せたままとても幸せでそのままうっとりとしているだけだった。

그 남편은 그러나 6․25 때 죽었다고 한다. 여인은 어린 자녀들을 이끌고 모진 세파와 싸우지 않으면 안 되었다.
その夫は、しかしユギオ戦争(朝鮮戦争)の時亡くなったそうだ。婦人は幼い子どもたちを連れてとげとげしい世の荒波と戦わねばならなかった。

"이제 아이들도 다 커서 대학엘 다니고 있으니, 그이에게 조금은 면목(面目)이 선 것도 같아요. 제가 지금까지 살아 올 수 있었던 것은, 춘천서 서울까지 제 손을 놓지 않았던 그이의 손길, 그것 때문일지도 모르지요."
「もう子どもたちもみな大きくなって大学に通い、あの人に少しは面目が立つように思います。私が今まで生きてこられたのは、チュンチョンからソウルまで私の手をはなさなかったあの人の手、それのおかげだったかもしれません。」

여인은 조용히 웃으면서 이렇게 말을 맺었다.
婦人は静かに微笑んでこのように話を結んだ。

私の知り合いの50代の方はお父さんをユギオ戦争のときに亡くし、母の手ひとつで育てられたと聞いたことがありました。日帝時代からユギオ戦争を経て現在に至る韓国で、この婦人のような話は、身近にたくさんあるのでしょうね。


【追記:5/29】
下線部、韓国語講座で先生の説明を受けて、違っていたので訂正しました。
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by isa-syoujiten | 2008-05-02 12:40 | 韓国の言葉・学習 | Comments(0)


「いさのハングル小辞典」をリニューアル。韓国と韓国語が好きな人と交流したいと願っています。2014年4月の韓国語能力検定試験で6級合格しました(^^*)


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