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わたしが一番きれいだったとき #1

地元の図書館で見つけた本

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내가 가장 예뻤을 때(わたしが一番きれいだったとき)
공선옥(コン・ソノク)著


題名はもちろん茨木のり子さんの詩からとったもの。
小説を読むのは難しいと思ったのですが、タイトルを見ただけで借りてきました012.gif

내가 가장 예뻤을 때   -이바라기 노리코

わたしが一番きれいだったとき  -茨木のり子



(……)
내가 가장 예뻤을 때
주위 사람들이 숱하게 죽었다.
공장에서 바다에서 이름도 없는 섬에서
나는 멋을 부릴 기회를 잃어버렸다.

わたしが一番きれいだったとき
まわりの人達がたくさん死んだ
工場で 海で 名もない島で
わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった



(……)
내가 가장 예뻤을 때
나는 너무나 불행했고
나는 너무나 안절부절
나는 더없이 외로웠다.

わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっぽうさびしかった




この詩を二十代で知ったのですが、「1番きれいだった時」と過去形で語る時期ももたず、頭では理解できても共感とまではいきませんでした。茨木のり子さんの詩を「いいなぁ」と感じられるのは十数年経ってからでした。
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by isa-syoujiten | 2011-09-17 23:13 | 本との出会い | Comments(2)

「망우리에 살면서(忘憂里で暮らしながら)」

韓国の大学の図書館で見ることのできた本です。

河鐘五詩集『분단동이 아비들하고 통일동이 아들들하고
     (分断っ子父たちと 統一っ子子供たちと)』(1986年실천문학사出版)

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詩人하종오(ハ・ジョンオ)の「망우리에 살면서(忘憂里で暮らしながら)」

  망우리에 살면서   -하종오

일요일 아침나절 풋풋한 햇살 받으며
여섯 살박이 아들 쬐그만 손 잡고
공동묘지 산길을 올라가는데
아들놈이 무덤을 가리키며 뭐냐고 묻길래
사람이 죽으면 묻히는 곳이라고 대답했더
또 아들놈이 죽는 게 뭐냐 묻길래
다 살아내는 거라고 대답했더니
다시 아들놈이 다 사는 게 뭐냐 묻길래
큰일을 해내는 거라고 대답했더니
다시 또 아들놈이 아빠는 큰일 했느냐 묻길래
고개를 도리도리 저어서 대답했더니
그럼 나하고 오래오래 살겠네
이제 아들놈은 대답을 안 들어도 되는지
풀섶에 핀 노란 풀꽃으로 몇 번 방긋 웃었읍니다

여섯 살박이 아들과 앞서거니 뒤서거니
공동묘지 산길을 내려오는 동안
이 작은 등성이가 마을마다 지나서
한라 백두를 이어놓는 한반도 흙덩이인 한
이 세상에 큰일이 이뤄질 때까지
일찍 간 이 저마다 한 번쯤 파묻었을 이 땅에서는
자식이나 어미 아비 누구나 먼저도 살고
나중에도 살고 내림내림 살아야 한다
생각하며 그게 우리나라 삶이라고 믿었읍니다


아침나절:午前中、朝方
풋풋한:풋풋하다(まだ熟していない、青臭い)の連体形
여섯 살박이:여섯 살(6歳)+박이(その特徴を持つ人をあらわす)
쬐그만:조그마하다(小さい)の強調形
무덤:お墓
뭐냐고:뭐이다の疑問の間接話法
묻길래:묻다(問う)+길래(-기에,-관데の口語。…なので)
해내는:해내다(成し遂げる、やりぬく)の現在連体形
했느냐:했다の疑問の間接話法
도리도리:赤ん坊の頭を振らせるはやし言葉。いやいや
저어서:젓다(振る)[ㅅ変格]+서
등성이:산등성이(尾根、稜線)の縮約形
이어놓는:잇다(つなぐ、結ぶ)[ㅅ変格]+놓다
흙덩이:土の塊
-인 한:連体形+한の形で(…する限り)
이뤄질:이루어지다(成し遂げられる、なる、叶う)
저마다:ひとりひとり、各自、みんながみんな
파묻었을:파묻다(埋める)+었을
내림내림:先祖代々からの遺伝


わからない単語を調べてみて一通り意味が取れたところで、改めて詩人茨木のり子訳がすばらしいことに気づかされました。そしてそれは洗練された茨木のり子の表現になっているということも感じました。

韓国語で見ると、어머니・아버지でなく어미・아비という語だったり、또… 다시… 다시 또…、とたたみかけるところなど日本語にはならない表現などを読み取れます。そして当然のことですが、より韓国の土の匂いを感じることができます。韓国語で読めることをうれしく思いました。

茨木のり子訳
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by isa-syoujiten | 2007-08-28 10:26 | 韓国の言葉・学習 | Comments(4)

韓国の詩に出会えたありがたい一冊

d0041400_22563232.jpg韓国語講座、来週は今期初めてのスピーチです。私は、このブログで書いたことをネタに、『韓国現代詩選』について話そうと思い原稿を書きました。スピーチといっても一方的に話すのではなく、語りかけるように話すようにとの先生の指示です。합니다体だけだと固苦しくなるので아요/어요をまぜてみましたが、どのくらいの割合がよいものでしょうか、まだ見当がつきません。
来週まで覚えるのが一仕事ですが頑張ります。

오늘은 이 책에 대해서 이야기하려고 합니다.
이건 “한국 현대 시선”이라는 이바라기 노리코씨가 쓴 책입니다. 이바라기 노리코씨는 일본에서 유명한 시인이라서 여러분도 아시지요? 이 책은 아세요?

저는 학생 때, 시라는 건 전혀 몰랐었어요. 이해할 수 없었었습니다. 뭔가 추상적인 것을 어려운 말로 꾸며 놓은 느낌이 들어서 싫었습니다. 하지만 이바라기 노리코씨는 달랐어요. 이 사람 시는 쉬운 말로 인생의 소중한 것을 표현하고 있었습니다. 저한테도 이해할 수 있어서 좋아하게 되었습니다.

이바라기 노리코씨는 쉰 살부터 한국어 공부를 시작해서, 십 수년 후에 이 책을 출판했습니다. 이 책에는 12명의 한국 시인이 쓴 시들이 실려 있습니다. 1980년 대 시 중에서 마음에 든 시들을 골라서 번역했답니다. 저는 쉬운 한국말로 쓰여 있는 시라면 읽을 수도 있지만 거기에 담긴 마음까지 이해하는 것은 어렵습니다. 한국어 시를 일본 시인의 표현을 통해서 감상할 수 있는 것이 정말 재미있습니다. 이 책을 보고 한국 시인의 마음을 깊이 알게 되었습니다.

이 책에서 가장 좋아하는 시인은 이해인 수녀님이에요.
이해인 수녀님에 대해서는 다음 기회에 이야기하겠지요.

이번에는 이 시를 소개하겠습니다.
忘憂里(망우리)で暮らしながら’ 하종오 시인의 작품이에요.
망우리는 서울 교외에 있는 공동묘지입니다. 한국에서는 묘는 특히 양지 바른 명당에 만든대요. 경치 좋은 곳을 산보하면서 이야기하고 있는 아버지하고 다섯 살짜리 아들. 그 흐뭇한 대화를 들어서, 한반도의 분단된 역사하고 현실을 생각을 납니다. 그리고 한국뿐만아니라 어느 나라에서도 사람은 모두 살아서 죽어갈 존재이고 조상부터 자손으로 살아 있게 마련이다는 사실을 다시 알게 됩니다.

여러분, 이따가 이걸 읽은 후 감상을 좀 이야기해 주셨으면 좋겠어요.

이 시를 한국어로 읽고 싶어서 찾아봤는데요. 실려 있는 시집은 알게 됐지만 그 책을 어떻게 하면 볼 수 있는지 잘 몰랐어요. 언젠가는 꼭 볼 겁니다.

이 책『韓国現代詩選』은 저한테는 한국 시들을 만나게 된 고마운 한 권입니다.

*・・・뿐만아니라:…のみならず、だけでなく。
*게/기/도록 마련이다:当然そうなるはずだの意を表す。
                …するようになっている。するものだ。

日本語です。
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by isa-syoujiten | 2007-05-31 22:59 | 韓国の言葉・学習 | Comments(16)

「忘憂里で暮らしながら」

『韓国現代詩選』(茨木のり子訳編)に取り上げられていて、ぜひ韓国語で読んでみたい詩があります。詩人ハ・ジョンオ(하종오・1954年生まれ)の「忘憂里(マンウーリ)で暮らしながら」です。

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 忘憂里(マンウーリ)で暮らしながら

日曜日の午前 爽やかな陽ざしを浴びて
五歳になる子の手をとって
共同墓地の山道をのぼってゆけば
息子のやつは墓を指さし あれなあに と聞くので
人が死ねば埋められるところだと答えたが
息子はまた 死ぬってなあに と聞くから
ぜんぶ生きてしまうことだと答えたら
息子はまた ぜんぶ生きるってなあに と聞くので
大変なことをやりとげることだと答えたら
息子のやつめまた お父さんは大変なことやったの と聞くから
かぶりふりふり いいやと答えたら
じゃ僕といっしょに長く長く生きようね
今はもう息子は答を聞かずともいいのか
草むらに咲いた黄色の野の花に何べんもにっこり笑った
五歳になる息子と後になり先になりしながら 
共同墓地の坂道を下りてくるあいだ
このように小さな山が村々を縫って
漢拏山 白頭山を結んでいる韓半島の国土であるかぎり
この世に統一の大事が叶うときまで
はやばやと逝ったひと それぞれ一回がほど埋葬されたこの地では
息子 父 母 誰であれ いずれや先
いずれや後と生きついで代々の血を生き抜いてゆかねばならない
考えながらそれが我が国の命(いのち)だと確信したのです

*忘憂里(망우리マンウーリ):ソウル郊外にある共同墓地、土葬の土饅頭で満たされている。
*漢拏山(한라산ハルラサン) :済州島にそびえる火山、標高第二
*白頭山(백두산ペクトゥサン) :北朝鮮にあり一番高い山


韓国のお墓は、選んで陽あたりの良いところに作ると聞きます。ちょうど爽やかな今頃の季節でしょうか。共同墓地の坂道をゆったりと散歩するお父さんと小さい息子の会話がほほえましいです。そしてその中から、韓半島の分断された歴史と現実に思い至る・・・、読んでいて視野が広がる感じがします。

ネットで調べてみて、『분단동이 아비들하고 통일동이 아들들하고(分断っ子父たちと 統一っ子子供たちと)』(1986年出版)という詩集の中にあるのはわかったのですが、詩はみつけることができませんでした。茨木のり子さんの日本語訳が優しい言葉で書かれていて、韓国語の表現が想像できるところもあります。いつか、韓国語で味わってみたい詩です。
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by isa-syoujiten | 2007-05-07 15:35 | 日々のつぶやき | Comments(6)

イ・ヘイン スニョニム(이해인 수녀님)

지난 번에 교토에서 만난 한국인 친구에게서 ‘해바라기 연가’라는 CD를 선물로 받았다.이건 이해인 수녀님이 자신의 시를 낭송한 CD였다.

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先日京都で会った韓国の友人からお土産に「ひまわり恋歌」というCDをいただきました。これは、修道女であり詩人であるイ・ヘインさんが自分の詩を朗読したCDでした。

イ・ヘイン スニョニム(이해인 수녀님)については、茨木のり子さんの『韓国現代詩選』に取り上げられている詩人として知っていました。そして、韓国のサイトにあるホームページや読んだことのある作品のことなどを話すと、友人はとても驚いて、また、喜んでくれました。

茨木のり子さんは『韓国現代詩選』の中で次のように解説されています。
修道院の奥深くで書かれていた祈祷詩が、ある神父を通して世に出た。

詩の中で<彼>とか<その人>というのは、はっきりキリストを指していると思われる。
信仰上の、のたうつような苦悩も書かれているのだが、信仰心のない私には訳すのがためらわれ、信仰ということをはずしてもこちらに伝達され沁みてくる詩―それらのなかから幾つかを選んでみた。

作者の兄である李仁九氏は「高校一年生ぐらいの時、すでにおまえは修道女になること、詩をかいてゆくことの二つを心に決めていた。それを思春期にありがちな感傷ぐらいに思い、学校の先生もまた<安心しなさい絶対にならないから。修道女になるには文才が出色で、個性があまりに強いです>と、太鼓判を捺してくれたのに、おまえは難しいことの一つ一つを克服して、とうとう二つのことをやりとげてしまった」と書いている。
よほど意志的な女性だったのだろう。

三冊の詩集が出ているが、現在それぞれが三十版を重ね、若者の圧倒的な支持を得ている。  ―1990年現在―

このCDは若いピアニストであり作曲家のノ・ヨンシムさんがピアノを担当して、イ・ヘインスニョニムの声でその作品を鑑賞できるものです。十数年前に茨木のり子さんが語った「よほど意志的な女性だったのだろう」ということ、そして「若者の圧倒的な支持を得ている」ということが伝わってくるお声でした。CD 2枚に27篇の詩が取り上げられています。

中から、1つをご紹介します。
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by isa-syoujiten | 2007-03-16 17:16 | 韓国の言葉・学習 | Comments(6)

『韓国現代詩選』

d0041400_15535125.jpg韓国語講座で、学習した課の文法事項を使って作文をして、先生に見てもらっています。宿題ではなくて、毎回自分の思いついたことについて書くので、何を書こうかと考えるところから楽しいです。

「カナタ初級Ⅱ」の24課では、
  ●-(으)ㄹ 생각입니다:・・・するつもりです
  ●-(으)니까:・・・したら、・・・すると
を使って、茨木のり子さんの『韓国現代詩選』について、書きました。

이바라기 노리코라는 일본에서 유명한 시인이 있었습니다.
이바라기 노리코씨는 제가 좋아하는 시인인데, 지난 해 돌아가셔서 ‘있습니다’아니고 ‘있었습니다’라고 말해야는 것이 유감입나다.
茨木のり子という日本で有名な詩人がいました。
茨木のり子さんは私が好きな詩人ですが、昨年お亡くなりになり、「います」でなく「いました」と言わなければならないのが残念です。


그 사람은 쉰 살부터 한국어 공부를 시작해서, 십 수년 후에 “한국 현대 시선”이라는 책을 만들었습니다. 그 책에는 12명의 한국 시인이 쓴 62편의 시들이 실려 있습니다.
彼女は50歳から韓国語の勉強を始め、十数年後に『韓国現代詩選』という本を作りました。この本には12人の韓国の詩人の書いた62篇の詩が掲載されています。

이바라기 노리코씨는 독단이나 편견이 있어도 상관없이 1980년 대의 다양한 시들 중에서 자신이 마음에 든 시들, 그리고 세월이 지나가도 쉽게 잊어버리지 않는 독립성이 깊은 시들을 골라서 번역했습니다.
茨木のり子さんは、独断や偏見があっても構わず、1980年代の多様な詩の中から自分の気に入った詩、そして歳月が過ぎてもたやすく忘れてしまうことの無い独立性の高い詩を選び翻訳しました。

저는 쉬운 말로 쓰여 있는 시라면 읽을 수도 있지만 거기에 담긴 마음까지 이해하는 것은 어렵습니다. 한국어 시를 일본 시인의 표현을 통해서 감상할 수 있는 것이 정말 재미있습니다. 이 책을 보니까 한국 시인의 마음을 깊이 알게 되었습니다. 이 책을 참고로 삼아서 앞으로 한국 시를 많이 읽을 생각입니다.
私は易しい言葉で書かれた詩なら読むこともできますが、そこにこめられた心まで理解することは難しいです。韓国語の詩を日本の詩人の表現を通して鑑賞することができるのは本当に興味深いです。この本を読んで韓国の詩人の心を深くわかるようになりました。この本を参考にしてこれから韓国の詩をたくさん読むつもりです。

茨木のり子さんが、「独断や偏見を恐れずに、1980年代の、それぞれタイプの異なる、自分の気に入った詩だけを・・・、そして、時代の流れと共に、そう簡単には消え去ってはしまわない、独立性の高い詩だけを・・・」と、書いているところを、私の使える言葉で書くところに工夫を要しました。ちょっと乱暴な表現になりましたが、ちゃんと趣旨が通じているといいのですが・・・。

また、自分の書いた韓国語の文章に日本語を添えるのに、得意(?)なはずの日本語に違和感を感じることもあります。このような勉強を通して、日本語と韓国語の表現の違いを、面白く感じたりしています。
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by isa-syoujiten | 2007-02-02 16:10 | 本との出会い | Comments(8)

「貧しい愛の歌」の作者申庚林

가난한 사랑 노래(貧しい愛の歌)」について調べているうちに、作者申庚林(신경림,シン・ギョンリム)の名を、実は私は以前にも目にしていたことがわかりました。地元の公立図書館に茨木のり子訳編の『韓国現代詩選』があります。茨木のり子さんが自身の感性で選んだ、1980年代の12人の詩集から62篇の詩が翻訳されています。

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今までに何度か借りていましたが、「가난한 사랑 노래(貧しい愛の歌)」を知ってから初めて、この本をの中に、「申庚林」の名があることに目が留まったのでした。何度も見ていたはずなのに、主体的に見ることをしないとものごとは見えてこないと改めて感じました。

この本の中で茨木のり子さんは、申庚林氏の第3詩集『月を越えよう (달넘세)』(1985)から5篇を取り上げ、次のように詩人を紹介しています。

 申庚林

1935年、忠清北道 忠州出身
東国大学・英文科卒。

1973年刊の第一詩集の題名が『農舞』であったことが象徴するように、農村や地方をじっと見据えている人である。

実際、韓国にいってみると、ソウルと地方とのあまりの落差にしばしば驚かされる。ソウルの人たちはどうも地方へは行きたがらないように見えるし、また外国からの旅行者も韓国の真髄は地方に在ると思いつつも、さまざまな不便さによって、一日も早くソウルへ戻ろう戻ろうとする。

申庚林の出生地は、漢江の上流、南漢江のほとりで、このあたりの風景は呆然とするほど美しい。だがそこで暮している人々は、ダムができたり、水系が変わったりで生きにくい生活を強いられていることがその詩を読むとよくわかる。社会保障や福祉も十分ではないらしく身体障害者もたくさん登場するし、旅すれば現実にそういう人たちに多く出会うのである。

 (中略)

実体の確かな把握、抑制のきいた描写、それらはかえって強く伝達されるという、表現の秘密をよく知っている人のようだ。

語彙の豊富さ。デッサン力の確かさ。読者はその場に共に居合わせたように、さまざまに感じさせられ、考えさせられるのだ。

『韓国現代詩選』は1990年刊、もう15年以上も前のことになります。この間韓国の社会のありようも大きく変わり、申庚林氏も更に活躍をされています。しかし、茨木のり子さんが詩人の感性で感じ取り表現したところのものは全く色褪せていないと思います。

ここでいう、「実体の確かな把握、抑制のきいた描写。語彙の豊富さ。デッサン力の確かさ。」は「가난한 사랑 노래(貧しい愛の歌)」を読んだ時に私が感じたことを、的確に表現してくれているとうれしくなりました。

『韓国現代詩選』に取り上げられている詩人12人について調べてみると、茨木のり子さんの解説がとても参考になりました。韓国の詩人について、一挙に視野が広がった感じです。これから、この本をたよりに詩を読んでいく楽しみができました。
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by isa-syoujiten | 2007-01-23 15:17 | 本との出会い | Comments(4)


「いさのハングル小辞典」をリニューアル。韓国と韓国語が好きな人と交流したいと願っています。2014年4月の韓国語能力検定試験で6級合格しました(^^*)


by いさ

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